Flickr/Peter Roan科学技術があまりにも発達し過ぎたため、現代の人々は合理を超えるもの、つまり「目に見えない力」を信じることが極端に苦手になってしまいました。 日本人は江戸時代まで、物質的には貧しかったのですが、精神的な部分は極度に発達していて、お互いが信頼し合って暮らせる共同体を長年かけて作り上げた日本の江戸時代後期の一人あたりのGDPは世界一だったと言います。 特に、最近は頭の回転が速く、どんな問題も効率的、かつ合理的に素早く解決してしまう利口な人がどんどん増えています。しかし、ノーベル賞に一番近いとされる筑波大学の分子生物学者、村上和雄先生によれば、科学をぎりぎりのところまで徹底的に突き詰めていくと、最終的には、必ず科学を超えるものに突き当たり、一見、愚かにも見える神頼み的な生き方が、人生に一番大きな力を発揮するんだそうです。 また、「神社への1年間の参拝回数」、「年収