そもそも「tcp_tw_recycle」ってなに? TIME_WAIT状態のソケット*1を高速に再利用するためのLinuxカーネル特有の仕組みらしい。 「/etc/sysctl.conf」でこいつ(net.ipv4.tcp_tw_recycle)を1にしてやって「sysctl -p」するだけで有効になります。 「TIME_WAITのソケットを少なくしてくれるんでしょ?いいじゃん!」という感じで設定してしまいそうになりますが・・・ なんでダメなの? 結論から言うと、こいつを有効にしたとき、同じグローバルIPのクライアントからの接続でかつTCPパケットにタイムスタンプ情報が入っている場合で、ほぼ同時にパケットを送ると、古いタイムスタンプの方のパケットを勝手にドロップしちゃいます。 どういうことなの・・・ 「tcp_tw_recycle」は、「同一IPからのパケットが到着したとき、使っていたソケ