次第に大規模化とミッション・クリティカルへの対応が進むサーバー仮想化環境。今後は,その管理が重要性を増す。そのために有効な新技術は徐々に登場してきている。キーワードはインタフェース統合と,管理の自動化。今回は,その最新動向を紹介する。 宮下 徹/奈良 昌紀 ネットワンシステムズ応用技術本部 第5応用技術部 DCエンジニアリングチーム 仮想化技術の進歩とともに,今後,サーバー統合はさらに進む。1台のハードウエア上で稼働させられる仮想マシンの数や,マルチプロセッサ/マルチコア・プロセッサ環境で一つの仮想マシンに割り当てられるCPUの数が飛躍的に増えるからだ。同時に,ユーザーはミッション・クリティカルなアプリケーションまで仮想化環境で動かすようになり,仮想マシンの重要度も上がっていく。 ただし一方で,仮想化したシステムの運用管理の難易度も次第に上がっていく。とりわけネットワークまわりは構成が複雑
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