グーグルのクラウドの原点。それがWeb検索だ。検索サービスを改善するために世界規模の巨大インフラを構築し、それが新たな検索機能を生み出す土台になった。では、今から5年後、グーグルはどんな世界を実現しようとしているのか。技術担当幹部のインタビューを基に、グーグルが描く検索の将来像をみていく。 米グーグルが、Web検索サービスの強化を急いでいる(表)。今年に入ってからだけでも、大小合わせて15回以上の強化を実施した。 なかでも力を注いでいるのが、リアルタイム検索だ。「かつて、Web検索で得た情報の中身は、数日前のものであるのが当たり前だった。今では1分前に更新された情報ですら、検索できるようになった」(エンジニアリングと研究部門を担当するアラン・ユースタス上級副社長)。 リアルタイム検索を可能にしたのが、昨年10月の米ツイッターとの提携である。ミニブログ「Twitter」の利用者が投稿したメッ
「Googleの検索結果は十分参考になるが、信頼できる友人のアドバイスはもっと貴重」とGoogleのマリッサ・マイヤー氏は語った。 米Googleは10月21日、米サンフランシスコで開催の「Web 2.0 Summit 2009」において、検索結果を自分のコミュニティーに限定できる「Google Social Search」を発表した。向こう数週間のうちにGoogle Labsからリリースするという。 この機能はGoogleプロフィールに登録しているコミュニティーの情報を利用するので、使う際はGoogleのアカウントでログインする必要がある。機能はオプトインで有効になる。この機能を有効にすると、検索結果の最初のページの最下に「returns from people in your social circle for 検索語」というグループが表示され、コミュニティー内の人々による検索対象に関
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