OSSの世界で一大ムーブメントとなっているソーシャルコーディング。400人以上のエンジニアを擁するグリーでも、さまざまな開発課題への対策として2012年よりGitHubを採用し、ソーシャルコーディングを実践している。本セッションでは、同社でGitHub導入を推進してきた開発本部 CTO室の大場光一郎氏が、ソーシャルコーディングの企業導入にあたっての課題や留意点、グリーで実際に得られた効果などを紹介した。 誰もが自由にプログラムを変更・公開し、開発元へ還元できる! 大場氏はまず、GitHub導入以前にグリーが抱えていた開発の課題として、「急激な増員」「業種の増加」「国際化」の3つを挙げた。 急成長する企業の宿命ともいえるが、2010年には200人程度だった社員数が毎月50人のペースで増え続け、2012年には約1400人の規模にまで拡大。グリーでは以前から社内でスカイプのチャットなどをよく活用
生きのいい珊瑚に蝟集する熱帯魚のように金融機関や投資家が我先にとネットベンチャーに群がる時代は、とうに過去のものとなった。 よほどの将来性と堅実なビジネスモデルがなければ、証券会社はおいそれと上場の主幹事を引き受けてくれない。上場できたとして、ネットバブル崩壊とライブドア事件を経た投資家の目は相当に厳しい。 しかしこの逆風下で、グリーだけは威勢がいい。主に携帯電話向けにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)とゲームを提供するサイト「GREE」を運営する、創業5年目のベンチャーだ。 グリーが東証マザーズにデビューしたのは、世界中の市場が金融危機の影響で冷え込んでいた2008年12月のこと。それでも、公募価格を大きく上回る初値が付いた。その後、株価は右肩上がりの曲線を描きながら、今年9月末には上場来高値の5330円に至った。 10月23日時点の株価は4940円。それでも上場時の倍の水
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