データを分かりやすく視覚化するポピュラーな手段として、最も利用される方法の一つにチャートがあります。膨大な数字の羅列では相関関係が分かりにくい場合でも、領域やバーの高さで素早く判断を行うことが可能で、報告や説明といった業務では特に多く利用されています。今回は、HTML5対応コンポーネントスイートであるIgnite UIに含まれているigDataChartを利用し表示する方法を紹介します。 対象読者 jQueryや最新のWeb技術に興味のある人。データ視覚化に興味のある人。 必要環境 「jQueryで地震分布図を作成しよう」においても言及されているように、開発環境やプラットフォームには依存しません。コード編集用のエディタと動作確認用のブラウザのみを用意してください。ただし、今回利用するigDataChartコントロールは下記の機能を利用しています。対応していないブラウザでは正しく動作しません