兵庫県姫路市で母親から殴られてけがをしたり、包丁をつきつけられたりした9歳の男の子が、みずから110番通報をしたことをきっかけに、母親が傷害の疑いで逮捕されました。 警察が住宅に行ったところ、9歳の長男と28歳の母親がいて長男が「母親に殴られた」などと話したということです。 警察はこの母親が長男の頭をスプレー缶のようなもので殴って全治10日のけがをさせたほか、包丁のようなものを突きつけ「ええ加減にせな、刺すぞ」などと脅していたとして、傷害などの疑いで逮捕しました。 当時、父親は家におらず母親は「言うことを聞かないので殴った」などと容疑を認めているということです。 長男の背中や腰には多数のあざがあるということで警察は母親や長男から詳しく話を聞くことにしています。