タグ

ブックマーク / gazfootball.com (6)

  • 「リベロという名前とは正反対に、チームを戦術的に整える長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ 第10節 フランクフルト-ケルン

    「リベロという名前とは正反対に、チームを戦術的に整える長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ 第10節 フランクフルト-ケルン 長谷部と大迫がともにチームを牽引し、リーグ4位と7位という成績でのぶつかり合いになったこの試合は、得点こそ1つしか入らなかったが、戦術的に極めて見ごたえのある上位対決らしい試合になった。 フランクフルトは、最近好んで使っている長谷部をリベロとして3センターの中央に置いた3-4-2-1のフォーメーション。それに対してケルンはフォーメーション的にはいつものモデストと大迫を2トップにした4-4-2だが、SHにはリセとラウシュというSBのこなせる選手を置いた守備的な布陣。 試合は序盤から戦術的なミスマッチを利用してフランクフルトが攻め込む。ケルンはサイドが守備的な分、2トップが基点になる必要があるのだが、フランクフルトはケルンのポストプレイにガッチリマークを付けてもCBが2人余る

    「リベロという名前とは正反対に、チームを戦術的に整える長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ 第10節 フランクフルト-ケルン
  • 「またも活かされなかった、中田英寿”鬼パス”の教訓」ACLベスト16第2レグ FCソウル-浦和レッズ

    今期のアジア・チャンピオンズリーグは、Jリーグからは2チームが決勝トーナメントに勝ち残ったが、ともに第2レグを落としてしまって敗退が決定、ベスト16で全て消えてしまう結果に終わってしまった。 終始押されっぱなしで終盤まで点が入らなかったのが奇跡的だったFC東京に比べると、浦和の場合は2点を先行されながらも李の2ゴールで一度は逆転し、ロスタイムにコースが甘かったミドルを西川が弾き損ね、PK戦も5人目のキッカー西川が決めれば勝利だったのにフェイントもかけず真ん中へフンワリ蹴ってしまって失敗するなど、2度あった勝利のチャンスを自ら放棄してしまったのが当に悔やまれる。 FC東京も同じようにロスタイムに得点を奪われてしまったのだが、だいたい日人の場合はドーハの悲劇から始まってジーコジャパンのオーストラリア戦、ザックジャパンのコートジボワール戦と、守りを固めても守り切れないのは伝統の域ですらあるわ

    「またも活かされなかった、中田英寿”鬼パス”の教訓」ACLベスト16第2レグ FCソウル-浦和レッズ
  • 「アジアで使える選手と世界で使える選手の違い」トゥーロン国際大会 グループB U-23日本-U-21パラグアイ

    昨日は恒例のイベントに朝から夜まで出かけていて、酔っ払って帰ってそのまま寝てしまったので、朝6時に起きて1.5倍速で試合を見たのでまたも簡単に。 相手のパラグアイは、U-21と日より世代が低いが1対1の強さ、守備の堅さはやはり南米らしく高いレベルにあり、五輪番に向けての選手選考として手倉森監督にとっては良い判断材料になったのではないかと思う。 まず攻撃陣だが、やはりアジアとは違ってこのクラスの戦いになると、ゆったりパスを回して数的優位を作ってクロスという形ではまず跳ね返されてしまうのがオチで、特に攻撃陣はデュエル、つまり1対1で相手のマークを剥がす能力が無いと、得点に繋がるチャンスはなかなか作れない。そういう意味では、やはり浅野のスピードを軸にして攻撃の形を作る事が日の基形になるだろう。 その相棒として、パラグアイ戦では富樫とオナイウ阿道が起用されたが、富樫のほうが確かに技術はある

    「アジアで使える選手と世界で使える選手の違い」トゥーロン国際大会 グループB U-23日本-U-21パラグアイ
  • 「岡崎の価値がここまではっきり証明された試合も珍しい」イングランド・プレミアリーグ第38節 チェルシー-レスター・シティ

    ラニエリ監督の古巣とあって、試合前は友好的な雰囲気に満ちていたスタンフォード・ブリッジ。選手入場時の時、最後にラニエリが出迎えられて万雷の拍手を受けていた。 そのチェルシーとのプレミアリーグ最終戦は、岡崎は久々のベンチスタートで、レスターのフォーメーションは左SHにグレイ、トップ下にキングが入った4-2-3-1だったが、前半は見事なまでにプレスが機能せずチェルシーに試合を支配されてしまった。その理由は、グレイがオルブライトンほど守備に戻らないというのもあるが、やはり一番は岡崎の不在だろう。 トップ下で出場したキングは、基的にゾーンを守ったポジショニングをするだけであまりチェイシングせず、攻撃でも低めの位置に留まって足元で受けようとするプレイが多いので、レスターがボールを奪ってもパスコースが無く、結局ヴァーディやマフレズが拾えれば良し的な適当なロングボールが増えてしまい、結局セカンドボール

    「岡崎の価値がここまではっきり証明された試合も珍しい」イングランド・プレミアリーグ第38節 チェルシー-レスター・シティ
  • 「かつてのナショナルダービーとしてのプライドを感じた好試合」J1 1stステージ第11節 ジュビロ磐田-鹿島アントラーズ

    昨年はJ2にまで落ちてしまったが、磐田と鹿島と言えば1996年から7年間連続でJ1優勝を分け合ったナショナルダービーと呼ばれたカード。その懐かしさと、今度は胸を借りる形になった磐田がどういう試合をするのかと思って試合を見てみた。 フォーメーションは、鹿島が伝統の4-2-2-2なのに対して磐田は3-4-2-1の3バック。磐田は5バック気味にして守備的に来るのかと思ったら、序盤は当に3バックでサイドを高く上げて来た。が、やはりチーム力の差からして無謀だったのか鹿島にどんどん3バックの横のスペースにボールを送り込まれ、右SHのカイオが何度も惜しいチャンスを作り出すが、磐田GKカミンスキーの奮闘と鹿島の決定力不足に助けられて得点まで至らず。 ただ、鹿島の攻撃があまり中央を使わずサイドに偏っていたのと、さすがに磐田もWBを下げて5バック気味にした事で試合は落ち着き、37分には太田のクロスをアダイウ

    「かつてのナショナルダービーとしてのプライドを感じた好試合」J1 1stステージ第11節 ジュビロ磐田-鹿島アントラーズ
  • 「岡崎がレスターを変貌させた、たった2つのポイント」イングランド・プレミアリーグ第37節 レスター・シティ-エヴァートン

    「岡崎がレスターを変貌させた、たった2つのポイント」イングランド・プレミアリーグ第37節 レスター・シティ-エヴァートン 月曜日に2位のスパーズがチェルシーに引き分けてしまったため、ヴァーディ宅で優勝の瞬間を迎えてしまったレスター。土曜日のホーム最終戦は、入場時にエヴァートンの選手に拍手で出迎えられる壮大なパーティ会場になった。 しかし先発メンバーは出場停止のドリンクウォーターとフートに代えてキングとヴァシレフスキが入った以外はいつものメンバー、そしてサッカーの内容もいつものレスターで、開始6分にヴァーディがいつものようにあっさり得点を決めると、エヴァートンはすっかりパーティの引き立て役となり、終わってみればプレミア王者にふさわしい3-1の圧勝となった。 スタッツも内容を裏付けるように、エヴァートンのシュート数が9なのに対し、レスターのシュートは実に33と、選手の質的には引けをとらないは

    「岡崎がレスターを変貌させた、たった2つのポイント」イングランド・プレミアリーグ第37節 レスター・シティ-エヴァートン
  • 1