タグ

ブックマーク / scienceportal.jst.go.jp (4)

  • 雌雄逆転発見「とりかへばや昆虫記」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    生物の多様さには驚かされる。交尾器が雌雄で逆転し、雌が伸縮可能なペニス様の挿入器を持つ昆虫を、北海道大学大学院農学研究院の吉澤和徳(よしざわ かずのり)准教授らがブラジルの洞窟で見つけた。生育環境によって性転換する動物は知られているが、雌雄の性の役割がこれほどはっきり逆転した生物の発見は初めてという。性の違いが生じた進化の要因などを探る手がかりとして世界的な注目を集めている。慶応大学商学部の上村佳孝(かみむら よしたか)准教授、ブラジル、スイスの研究者との共同研究で、4月17日の米科学誌カレントバイオロジーに発表した。 体内受精をする動物は、ほぼ例外なく雄が交尾した時、雌に精子を送り込む挿入器を持つ。今回見つかった昆虫は、この常識を完全に覆した。ブラジルの洞窟に生息する体長3ミリほどの小さなチャタテムシの4種類で、雌がペニスのような挿入器を持ち、雄に挿入して交尾する。雌ペニスの根元には多く

    雌雄逆転発見「とりかへばや昆虫記」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
  • お酒に強い遺伝子持つ人は痛風リスク2倍以上 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    お酒に強い遺伝子を持つ人は、弱い遺伝子を持つ人の2倍以上痛風になりやすいと、防衛医科大学校と国立遺伝学研究所などの研究グループがこのほど、英科学誌電子版に発表した。お酒に強い人は飲酒量も多い傾向にあるが、飲酒が痛風のリスク要因であることを遺伝子レベルで裏付けた研究成果として注目される。 防衛医科大学校分子生体制御学講座の松尾洋孝(まつお ひろたか)講師らは、「ALDH2」と呼ばれるアルコール分解酵素に着目。この分解酵素を作る遺伝子に変異があるとALDH2ができずにお酒に弱いとされることから、痛風の男性患者1,048人と痛風ではない男性1,334人の2グループを対象に遺伝子変異の有無との関係を調べた。その結果、遺伝子変異がない人は、変異がある人より痛風を2.27倍発症しやすいことが明らかになった、という。 痛風は、尿酸が体内に蓄積すると結晶化して関節に付着し激しい痛みの発作を起こす。患者のほ

    お酒に強い遺伝子持つ人は痛風リスク2倍以上 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
  • がん化しないiPS細胞作製に成功 安全な再生医療応用に期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    がんになりにくい小動物のハダカデバネズミから人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製することに北海道大学と慶應義塾大学の研究グループが世界で初めて成功し、論文を10日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ電子版に発表した。iPS細胞研究の課題となっている「がん化」を防ぐ遺伝子の働きを明らかにした研究で、安全な再生医療応用に役立つ成果と期待される。 iPS細胞の培養では、細胞に成長しきれない未分化の細胞が残ってしまうことがあり、培養細胞を移植するとがん化するリスクが指摘されている。 北海道大学遺伝子病制御研究所の三浦恭子(みうら きょうこ)講師と慶應義塾大学医学部生理学教室の岡野栄之(おかの ひでゆき)教授らの研究グループは、アフリカに生息し寿命も約30年と長く、がんになることはめったにないとされるハダカデバネズミに着目。このネズミの皮膚からiPS細胞を作製することに成功し、さらにがん化し

    がん化しないiPS細胞作製に成功 安全な再生医療応用に期待 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
  • 研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 2016.05.02 樋口壮人 氏 / 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 海外動向ユニット 私が所属する研究開発戦略センター(CRDS)海外動向ユニットでは、我が国の科学技術・イノベーション戦略を検討する上で重要と思われる諸外国の動向について調査・分析を行っており、その調査結果を内外に発信しています。2016年2月には海外調査報告書「科学技術・イノベーション動向報告〜インド編〜」を発行しました。レポートでは、インドの現状や科学技術・イノベーション動向について紹介します。 インドの概況 近年では、グーグルCEO(最高経営責任者)にインド人のサンダー・ピチャイさんが就任したように、欧米企業ではインド人の活躍が目立っています。しかしインドという国全体を見れば、まだまだ発展途上にあるといえます

    研究開発戦略ローンチアウトー第72回「インドの科学技術・イノベーション動向について」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
  • 1