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2019年5月23日のブックマーク (1件)

  • 「ケイティ物語」、甘草(リコリス)、そして我が家の秘密 - bookwormkの日記

    中学のころだったかと思う、父の書棚に「ケイティ物語」というを見つけた。作者名は、”クーリッジ”だ。読んでみたところ、ケイティという名前の娘の成長物語だった。なかなか面白かった。不慮の事故で体が不自由になった活発な少女、ケイティが、一家のまとめ役となり、やがて、奇跡的に回復していくというあらすじだ。 「若草物語」をちょっと連想させる、そのお話の作者、スーザン・クーリッジは、あとになって分かったが、「若草物語」の作者、オルコットと同じく、アメリカの女性で、生きた時代もあまり離れていない。オルコットは、1832年〜1888年。クーリッジは、1845年〜1905年だ。「若草物語」も、「ケイティ物語」も、”家庭小説”あるいは、”少女小説”の分野に入る。 そのお話の中で、とくに記憶に残ったのは、内容には関係ないのだが、”甘草(かんぞう)”というものだった。それまで、全然聞いたことがなかった。”甘草”

    「ケイティ物語」、甘草(リコリス)、そして我が家の秘密 - bookwormkの日記