iPadから日本の地名に至るまで、様々な商標権を横取りしている中国で、勝手に「バイアグラ」と名乗る不届きな商品があると聞き、実物を入手して調査を敢行。すると驚愕の事実が判明した! コンビニの商品棚であっさり見つけることができたその偽バイアグラは錠剤ではなく、なんとお酒で、125mlの小瓶で値段は16元(約200円)。正式な商品名は「鹿茸酒」。鹿茸とは、ロクジョウと読み、鹿の角袋を乾燥させた漢方薬で、滋養強壮に効果があるとされている。ちなみにワシントン条約で取引が禁止されているので、残念ながら生薬の鹿茸は日本に輸入することはできない。 さて、まずはボトルを見てみよう。ラベルにはしっかりと「Viagra」と、中国語でバイアグラを指す「偉哥」が併記されている。この時点で立派な商標権侵害だ……。 さらにラベル書かれた原料に目をやる。するとそこには、鹿茸のほか、鹿血(鹿の血液) 鹿鞭(鹿のペニスと睾