24日午後、東京体育館で開催中の「ISU 世界フィギュアスケート選手権大会 2007東京」の注目種目、女子シングル・フリースケーティングが終了。総合優勝はショート2位通過の安藤美姫(19・トヨタ自動車)。 総合優勝を勝ち取った安藤美姫 フリーではまず、最初のトリプツルッツとトリプルループの連続ジャンプを鮮やかに決めて高得点をマーク。次に4回転サルコウを予定していたが、あえて跳ばずに3回転におさえた。しかし、これが高い評価を得て着実に点を伸ばす結果となり、その後も安定したミスのない演技で後半の連続ジャンプも決め、自己ベストの127.11点を獲得してフリー2位を確保した。その結果、ショート、フリーともミスのなかった安藤が総合で1位となり、世界女王に輝いた。 あのトリノ五輪15位から丸1年で安藤は大きく変わった。トリノ五輪で安藤が日本代表のひとりに選ばれたことを快く思わない声があったことも自覚し