中央アフリカの首都バンギ(Bangui)北部で、キリスト教徒の民兵組織から逃げるイスラム教徒の住民を乗せた車列を護衛するチャド軍の兵士(2014年2月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/ISSOUF SANOGO 【3月31日 AFP】宗教間対立による武力抗争が続く中央アフリカで、同国内にいるチャド人の保護に当たっていたチャド軍の部隊が群衆に向かって発砲し、少なくとも24人が死亡、100人以上が重傷を負った。地元市長が30日夕方、発表した。 現場は、キリスト教徒が多く住む首都バンギ(Bangui)郊外のベグア(Begoua)で、地元のオデット・ドンボロ(Odette Dombolo)市長によると、これまでに24人の遺体が確認されたほか、100人以上が重傷を負ったという。また同市長は、ロケット弾で複数の住宅が破壊されたと主張している。 地元住民の話によれば、チャド軍は「あらゆる方角に向けて発