南極海で捕獲され、捕鯨船に引き上げられるクジラの親子(撮影日不明、2008年2月7日提供、資料写真)。(c)AFP/AUSTRALIAN CUSTOMS SERVICE 【3月29日 AFP】国際司法裁判所(International Court of Justice、ICJ)は、日本が南極圏で捕鯨する権利の是非について31日に判断を下す。活動家らはこれを、クジラの運命を左右する判決と位置付けている。 オーストラリアは2010年、1986年に商業捕鯨が禁止されたにもかかわらず、日本が調査の名目で捕鯨を続けているとして、オランダ・ハーグ(Hague)のICJに提訴した。 国際捕鯨委員会(International Whaling Commission、IWC)は1986年に商業捕鯨モラトリアム(一時停止)を施行したが、ノルウェーとアイスランドはその後、商業捕鯨を再開した。日本も調査捕鯨と主張