ゼロ戦(零戦)の増槽タンク容量は? 航続距離をさらに伸ばすために、ゼロ戦の機体下に取り付けられる、 ティアドロップ型の増槽燃料タンク。 この増槽燃料タンクも、型式によって容量が違っていました。 11、21型では、330リットル 32、22、52甲、52乙型では、320リットル 素材は、本来、ジュラルミン製でしたが、 52甲型の後期以降になると、木製となりました。 増槽燃料タンクは、落下増槽タンクとも呼ばれ、 戦闘時には切り離すのですが、 時々、落ちないこともあったそうです。 落下の確認のために、操縦席下にはガラスの小窓がありましたが、 パイロットは、増槽タンクを落とすと、 機体が明らかに軽くなることで、わかったそうです。