広島県内の高校の食堂などで食事の提供がストップしている問題で、委託業者の社長がTSSの取材に対して近く裁判所に破産申請することを明らかにしました。 食堂運営会社、「ホーユー」の山浦芳樹社長は広島市中区の本社で5日夜、TSSの取材に応じ「やむを得ず営業を止めた。学生には申し訳ない」と述べ、近く広島地裁に破産を申請することを明らかにしました。 さらに、給食委託業務の入札で「物価上昇が続く中でも運営できないような安価で平然と落札される。安くしないと学校に契約してもらえない」と経営の苦しさを打ち明けました。 学校や役所に給食費の値上げを求めても応じてもらえなかったということです。 広島県内では「ホーユー」と契約している県立高校など7校で現在、食事の提供がストップしていて、高校では食堂が開けず臨時休校の措置を取ったり、教員が授業の合間に寮生のための食材を買うなど対応に追われています。 山浦社長は「ホ