大きな文字で「そば、うどん」と書かれている自販機を見たことがあるだろうか。昭和レトロ感が漂う「うどん自販機」を見ると、50代以上の人からは「子どものころによく食べたなあ。懐かしいねえ」という声があれば、20代の人からは「なにコレ? 機械の正面に割りばしがセットされていて、逆に新鮮」と感じられるかもしれない。 うどん自販機は容器の中にお湯を入れて食べるといったものではなく、調理された状態でうどんが出てくる。どのような仕組みになっているのかというと、自販機の中で茹でたうどんと具材がセットされた状態で冷蔵されている。お客が購入すると、そのひとつにお湯が注がれて、取り出し口から出てくるといった流れだ。 かつて高速道路のパーキングエリアなどでよく見かけたものの、最近はめっきり減ってしまった。故障した部品を交換することができず、また1台……また1台……といった形で姿を消している。やがて“絶滅”するとも
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