2008年12月12日10:30 カテゴリ 任侠は弱し官吏は強し - 書評 - 山口組概論 筑摩書房松本様よりいつもどおり献本御礼。 山口組概論 猪野健治 松岡正剛の千夜千冊『やくざと日本人』猪野健治日本はこういう本を2、30冊ほど、せめて10冊をもっているべきである。しかし実際には、この1冊しかない。 その著者が、はじめて著した山口組の通史である。凄くないわけがない。 本書「山口組概論」は、今や日本のやくざの二人に一人を抱える、日本最大のやくざ組織山口組の歴史を通して、やくざとは何か、そしてやくざはこの国においてどんな役割を担って来たか、そしてやくざが亡びたらこの国がどうなるのかを書いた一冊。 目次 - Amazonより 序章 ヤクザとは何か 第1章 六代目体制の衝撃 第2章 山口組誕生と近代やくざ 第3章 三代目と全国制覇 第4章 カリスマなきあとの分裂抗争 第5章 バブルと暴対法の時