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ま・増田とそ・創作に関するfrog78のブックマーク (12)

  • 二、三年やってデビューできないワナビーはあきらめろ

    就職の道は断たれた。というか、自らぶった切った。 「なんか大学から変な通知きてるんだけど……」 僕の返答は決まっていた。 「フリーターやりながら小説家目指すよ」 ぶっちゃけなんでもよかった。ミュージシャンでも、漫画家でも、プログラマでも。 今までの人生を振り返ってみて周りの反応がよかったのが文章だっただけということ。 親は肯定も否定もせず、静かに仕送りだけが途絶えた。 それからはバイト先への往復以外は外出せず、ひたすら文章を読み、書く生活が始まる。 先ずやったことは好きな作家をコピーすること。十冊ほど、写経した。 次に、小説指南を十冊ほど読み、どのにも書かれていることをチェックし、実践した。 頭はどんどんハイになっていき、一心不乱に書きまくった。遅れてきた青春だった。 そして、もうすぐ青春が終わる。つまり、デビューが決まった。 親の援助がなくなってから三年が過ぎようとしていた。 打ち合

    二、三年やってデビューできないワナビーはあきらめろ
  • エンタメ小説の書き方を考える(私論・Ver0.2.1)

    小説を書こうとしているが、なかなか長編が書けない。 色々、を読んだり、試したりしているが、難しい。 今までやってきた方法論と考え方をある程度、整理するために、自分の考えを書きながらまとめていこうと思う。 議論はしたくないが(ハイ、チキンです)、ご意見をいただけると嬉しい。 正直、純文学は俺自身よく分かっていないので、エンタメ小説の話という事を前提に読んでいただければ、と思う。 まず、物語のパターンに対する有名な言説として、『村上龍の「穴に落ちた主人公が、穴から這い上がる」「 穴に落ちた主人公が、穴の中で野たれ死ぬ」の2つしかない』というのがある。おそらく、これはエンタメ小説の基形だと思う。「そもそも穴はどうしてできたのか?」「主人公は当に穴の中にいるのか?」「そもそも主人公はなぜ主人公なのか?」のようなことを延々と逡巡するのが純文学かも知れない(純文学は読まないので、間違っていたらご

    エンタメ小説の書き方を考える(私論・Ver0.2.1)
  • 「文章力の上げ方教えて」「本いっぱい読め」ってアホかい

    ラノベに限定しての話だけども、応募作品の質の劣化はいつ底を打つのだろう。 ネットで安易な賞賛を受け、根拠のない自信をつける人間がいる限り止まらないのだろうか。 応募作品の母数は増えても、その質は低下の一途。 多段階選考となっていることが多いが、ニ次以降が格的な選考となるケースが多い。 人が一生懸命描いたものにこういった言い方をするのはなんだが、選評を返す段階ですらない問題外の作品(と正直なところ呼びたくない)が多すぎる。 一次落選の大多数と二次落選の一部に共通するのが「お前絶対三人称で書いたことないだろう」と断言できるレベルのもの。 とにかく人称や視点のブレなど、基ができていない。 一人称は描きやすいよ? 読者的にもとっつきやすいよ? でもあんた、作者視点での描きやすさととっつきやすさで選んでるだろ。 三人称と一人称の視界の違いは意識できてる? それ以前に人称統一できてる? 「人称や視

    「文章力の上げ方教えて」「本いっぱい読め」ってアホかい
  • 5分で物語を作れるにようになるコツ

    典型的な設定厨アイデア厨だったおれが、 なんとか物語らしきものを作れるようになったコツ。 誰かの役に立つかもしれんのでメモがてら残しておく。 物語の最小構成は「成功するか分からない目標に向かう主人公」だ。 わかりにくい書き方ですまない。ただ、起承転結とか序破急とか専門用語はいまいち何いってるのか分かんないんで、 それ系の参考書とか読みながら、たどり着いたシンプルな結論がこれなんだ。 オリジナルな考え方とかでもなく、専門書ならもっと詳しく丁寧に説明してくれてると思うんで興味があったら色々読んでみてくれ。 ざっと机にあった漫画とかDVDとかを例にあげてみる。 鋼の錬金術師:禁忌を犯して身体を失った主人公達が、自分たちの身体を取り戻そうとする話(最終的に身体が取り戻せるかどうかわからない) 大正野球娘:自分たちを女だからと馬鹿にする男達に野球で勝とうとする話(最終回まで、勝てるかどうか分からない

    5分で物語を作れるにようになるコツ
  • なぜ増田小説概論

    (ブックマーク数がとんでもないことになったため、元増田はうかれている。なので匿名ダイアリーなのに、ペンネームまで書いてしまった。タイトルに大きく、須江岳史、と。しかし、プロの小説家でもない一人のプータロウが書いた文章がこんなにもてはやされることを、すこし疑問にも思っている。ちょっと足を伸ばして図書館に行けば、小説の書き方についてのはいくらでも手に入るはずだ。何かを学び取る目的ではなく、長すぎるからブックマークしておいた、というのなら、納得する。 というかこの論は物語と小説をニアリーイコール扱いしていて、小説論としてはちょっと古いというか、語りという小説の大問題がスルーされていて厳しい。http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20090703/p1 という指摘も当然のことで、普段、一人称の小説ばかり書いている自分には、人称とか視点とかいった物語を語る上での

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  • キャラクターの名前

    知人に某分野の作家が居る。時々彼の自宅に遊びに行くと、書きかけの原稿を見せられ意見を請われる事がある。 一通り読んで、登場するキャラクター達の名前に特徴がある事に気づいた。 「そういえば、○○○(某有名ゲームソフト)の登場人物の名前と重複している場合が多い気が。」 「ああ。意図してそうしてる。」 「それは何故?」 「今のところ×××や□□□といった名前は○○○の登場人物にしか使われていない。つまり×××や□□□といえば○○○の登場人物を想像する人が多いという事だ。」 「まあ、確かに。」 「なので、その名前を付ければ、自然と読者は○○○の方の個性やそれにまつわるストーリーを頭に思い浮かべるわけだ。」 「ほう。」 「○○○で設定されたものから踏襲したり、逆に崩したりする事で、俺の作品の登場人物の印象を少しでも深められれば、と思ったわけだ。」 「そんなものなのか。」 「効果のない人には全く無意味

    キャラクターの名前
  • ファンタジー世界の脱中世化

    一昔前は「ファンタジー」世界における文明レベルは中世と決まっていた。人々は小さな集落で原始的な農業に携わり,そこには封建領主が君臨して全権を振るい,村から一歩でも出ればそこは未開の地。移動手段は徒歩か馬車。工業はまだまだ未発達で,鋼をようやく生産できるようになったくらい。武装は剣や槍に鎖かたびら。ひょっとしたらごく初歩的な先込め式の銃はあるかもしれない。字を読める人間はごく限られていて,魔術や魔物といった存在がごく現実的なものとして認識されていて,医者は瀉血以外に治療法を知らない。 現代的な「ファンタジー」はこうした前提を置かない。現代と過去の要素を無差別に混ぜ合わせて成立する。剣と魔術は出てくるが,炸薬入りの弾丸を撃ちまくる銃も同時に出てきたりする。人々は当然のように規格化された工業製品を用い,印刷された書物に接する。やたらと派手な服を着ているが,その生産や流通を支えているはずの社会のあ

    ファンタジー世界の脱中世化
  • 絵がうまくなるための11か条

    ■好きな絵を描く ・最初はモチベーションが大事 ・気になれる ・適当なものを描けば適当に終わる ・楽しい ■立体で描く ・輪郭線で物を見ない ・構造を理解する ・奥行きを意識する ■模写する ・模写は悪いことじゃない ・正しい線を手と頭に叩き込む ・自分の描きたい絵柄を見つけろ ■資料をかならず見る ・嘘をついてはいけない ・想像で描くのは自爆 ・嘘を描く場合でも、物を見ろ ■省略しない ・最後まで描く ・顔で終わらない ・バストアップで終わらない ・ディテールを略さない ・細い線で描く ■ライバルを作る ・相手よりも上手くなりたいと思え ・達成可能な目標地点を作る ・時には自惚れろ ■自分を追い込む ・絵を描かなきゃいけない状況を作る ・毎日○枚は描く、という目標を立てる ・頑張らなければ一生絵は下手糞だ ■自分より上手い人に見てもらう ・間違った部分を理解する ・正しい指摘をしてく

    絵がうまくなるための11か条
  • ラノベのあらすじがツールで作られてないか見抜くたった1つの方法

    少女向けFTラノベで、あらすじを自動生成するツールで作品を作り入賞した作品がある。 実は新人ではなく、過去2回でデビュー済みだった。(賞の規約にはデビュー済みはダメという規約はなかったらしい) パクリではないし、地の文は自力で書いていると思われるが、 2chのレーベルスレやアマゾンでは「ツールで作った話なんて…金返せ」「新人だからご祝儀買いした…金返せ」的な流れ。 漫画家も話作るのが苦手で漫画原作者もいるんだから、あらすじは別にいいと思うんだが、 人気ラノベのあらすじがツール使ってたらどうなるんだろ。 はてなにはらのべ読み多そうだし ふじこるのかスルーなのかラノベのあらすじがツールで作られてないか見抜くたった1つの方法 なエントリが立ちまくるのか。 この件と作家の香ばしさは全く関係ないけど、この人1度祭りになってるのに、 人特定できる個人情報を自分からオープンにしてて、過去のいたたもgo

    ラノベのあらすじがツールで作られてないか見抜くたった1つの方法
  • クリエイティブ業界が崩壊した後で生き残るのは誰か?

    雑誌が次々と廃刊している。何十年も続いた権威ある雑誌がやめたと思えば漫画雑誌もなくなる。文芸書は目も当てられない。有名作家でも初版5000部で重版なし、なんてこともある。今は売れている漫画だって今後がどうなるかはわからない。出版は下降の一途だ。 音楽だってそうだ。CDが売れなくなり、以前は10万枚売れてやっとトップ10入りだったが、今や1、2万枚売れれば上位に入る。 ライターのい扶持は減った。夏フェスに参加した有名なバンドが未だにバイト生活だとも聞く。クリエイターには辛い時代になってしまった。 これまでクリエイターを目指すのは向こう見ずな若者だった。なれるかどうかわからない職業にかけ、切磋琢磨し、夢を実現し大金を得る。大金を得なくてもプロになってしまえば生活はできた。今はどうだろうか? 夢にかけて身を投げ打っても大金はまず返ってこない。なれたとしても生活を安定させることができるかすらわか

    クリエイティブ業界が崩壊した後で生き残るのは誰か?
  • 「死んだ○○が喜ぶと思うのか!」「喜ぶんじゃね」

    よくサスペンス漫画やドラマで 愛する大事な人を殺された復讐のために殺人をするとかそういう犯人に対して 「そんな事して、キミの愛する、死んだ○○が喜ぶと思うのか!」みたいに言ったりするけど あの言い方が卑怯に感じる。 あの台詞を正義側、つーか主人公側が言うとその時点でなんか白ける。 なんで白けるかっていうと、 24時間テレビとかを批判するときによく言われる、『「障害者は天使、障害者は心優しい」みたいなことにしてるけど、それこそ逆に差別的じゃないのか、障害者は心優しくないといけないのか、普通の人と同じく性格悪い奴だっているだろ』っていうアレと、多分同じ原理。 「死んだ○○が喜ぶと思うのか!」っていうけど、喜ぶかもしれないじゃんw まあそりゃさあ、死者の悪口とか言うのはよっぽどの事が無い限りよくないだろうけど、かといって必要以上に美化するのも結局上の障害者云々と同じなんじゃないかと思えてならない

    「死んだ○○が喜ぶと思うのか!」「喜ぶんじゃね」
    frog78
    frog78 2008/12/01
    僕は「僕(私)なんか生まれてこなければよかったんだ!」→親が平手打ち、の流れが白ける。その他のテンプレ化が著しいやりとりも、使うなとは言わないがもう少し考えてシナリオに組み込んでほしい
  • すごい物を見てもへこたれない人

    友人が、物凄く絵が上手いんだけどさ。 でも最初は下手だったんだよね。たいしてうまくない自分より下手だった。 でも急激に成長してる。今はもうホントに上手い。絵で仕事もしてる。 2chのスレでもよくある、「上手い人見て凹んで描けなくなった」とかいうやつ。自分も上手い作家さんとか見たりするとああいう気持ちになったり、年下なのに上手いのとか見るとホントへ込むんだけど、どうやら友人はそういうのが無いっぽい。前その辺語ってて判明した。 「できない」って思わないみたい。なんか。 すごい人見ると、即座に「そうなるにはどうすればいいか」「自分に何を+すればそうなれるか」「そして+する方法は何か」を考えてる。 だからすごい人を見たほうがモチベーションとか上がる。みたい。 目標が目に見えて分かるから寧ろ嬉しいらしい。 年下で上手いとか見ても、考え方が根から違う。自分は「年下でこんなに上手いとかマジ死ぬwwww

    すごい物を見てもへこたれない人
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