(前回の続きです) ノート術:左ページについて ノート術、左ページが難しいとよく言われる。右ページには論理的なことを書くわけだが、左ページにもついつい論理的なものを書いてしまう、と。確かに難しいかもしれない。 大阪芸術大学で客員教授をやっているのだが、そこの学部長である小池一夫が「人を惹きつける技術」という新書を出した。その本の中で、マンガを書こうという人間は毎日三つキャラを描け! と書いていた。一年続ければ確実にキャラ力が上がる、と。 人を惹きつける技術 -カリスマ劇画原作者が指南する売れる「キャラ」の創り方- (講談社+α新書) そういうわけで、ノートの左ページにもキャラを三人描くのが良いと思う。 それで、右ページに描いたことをやらせたり、ツッコミを言わせたりする。とにかく何かやらせる。 同時に、三人の間の関係性みたいなものを台詞で書く。ヒヨコを描いて卵を描けば、ひよこのリアクションを