ソコルル・メフメト・パシャ橋(トルコ語:Sokullu Mehmet Paşa Köprüsü)、メフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋(セルビア語・ボスニア語・クロアチア語:Мост Мехмед паше Соколовића / Most Mehmed-paše Sokolovića)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部、スルプスカ共和国の町ヴィシェグラードにある橋で、市内を流れるドリナ川に架かっている。オスマン帝国の宮廷建築家だったミマール・スィナンが16世紀末に手がけた橋で、当時のオスマン帝国の建築水準の高さを例証する産業遺産として、2007年にユネスコの世界遺産に登録された。ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産としては2例目の登録で、最初の登録物件であるスタリ・モストと同じく、橋の世界遺産である。 橋の名前は、この橋の建築を命じた大宰相ソコルル・メフメト・パシャ (Sokollu Meh