ブックマーク / bunshun.jp (8)

  • 「何回か倒れて、ノドに注射を打って」私生活では2児のシングルマザー…「エヴァ」アスカ役・宮村優子の“苦労人すぎる人生” | 文春オンライン

    「ただの記号論なんですよ、セルなんて。マーカーでアスカの絵が描いてあって、そこから宮村優子の声がすれば、もう十二分にアスカなんですよ」 庵野秀明が『月刊Newtype』のインタビューでそう言ったのはもう二十数年前の1996年6月号、最終回26話が放映されてファンの間で大論争になった直後のことだ。それはセルアニメーションにこだわるアニメファンを痛烈に批判し、これはただの紙に描かれた絵だ、現実に帰れと突き放す当時の有名な文脈の中で出た発言ではある。 だが逆に言えばその言葉は、日のアニメーションにとって声優という存在がどれほど大きな存在であるか、キャラクターの身体性とヒューマニティ、アスカがアスカである自己同一性が宮村優子の声によってかろうじて視聴者と繋がれていることを意図せずに吐露した作り手の告白にもなっている。 エヴァンゲリオンのアフレコにおける庵野監督のこだわりを知らないファンはいない。

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  • なぜこの味を缶ジュースに? 時代を超える「謎ドリンク」ベスト50 維力、サスケ、ドクター中松の頭茶、メッコール、熱血飲料… | 文春オンライン

    なぜこの味を缶ジュースに? 時代を超える「謎ドリンク」ベスト50 維力、サスケ、ドクター中松の頭茶、メッコール、熱血飲料… 清涼飲料水専門家が選んだ“昭和レトロ”

    なぜこの味を缶ジュースに? 時代を超える「謎ドリンク」ベスト50 維力、サスケ、ドクター中松の頭茶、メッコール、熱血飲料… | 文春オンライン
    froggygreen2355
    froggygreen2355 2021/01/17
    「SaSuKe」も「維力」も覚えている。 メーカーには申し訳ないけど、どっちも余りの不味さで忘れられない。
  • さようなら「京急電鉄800形」 各駅停車なのに最高レベルの加速力だった理由とは | 文春オンライン

    2019年6月16日、京急電鉄は「ありがとう 800形」特別貸切列車を運行した。 800形は「普通」専用車両として1978年に誕生し、1986年までに132両が製造された。京急電鉄は各駅停車を「普通」と表記する。一時的に快特、特急、エアポート急行も担当したけれど、基的には線の「普通」として活躍した。2011年から老朽化による引退が始まり、最後に残された6両1編成が「お別れ列車」となった。 すべての車両にモーターを搭載し、抜群の加速力を誇った 私にとって800形はとても思い入れのある電車だ。私は2003年から2018年まで、京急電鉄線の大森海岸駅の近くに住んでいた。この駅は「普通」しか停まらない駅だった。だから、品川駅から乗るときは「普通」を選び、たいていはこの800形だった。すべての車両にモーターを搭載し、抜群の加速力を誇った。モーター音も大きく唸り、迫力があった。 とくに立会川駅か

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  • 1000作品以上集めてわかった「マンションポエム」に隠された“ワナ” | 文春オンライン

    マンションポエム。マンション広告に見られる詩的なキャッチコピーのことをぼくはそう名付けた。「洗練の高台に、上質がそびえる」(野村不動産「プラウドタワー白金台」)といった名調子のことだ。折り込みチラシや、駅や電車内の広告などでよく見かける。物件のアピールの域を超えたその表現は、ポエムと呼ぶにふさわしい。

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  • 赤字だったバス会社が、なぜ埼玉県川越市を「シャッター街」から観光地にできたのか | 文春オンライン

    ◆ ◆ ◆ 注目集めた岡山県のバス路線廃止騒動 2018年2月、岡山県で路線バス事業などを営む両備ホールディングスが、運行する78路線のうち、赤字額の大きい31路線の廃止届を提出すると発表して大騒ぎになった。 その言い分は、数少ない黒字路線である岡山市内中心部に競合会社が安値で参入したことを当局が認めたことへの抗議だった。 川越市に社を置き、送迎・路線・観光バス事業を営むイーグルバス(売上12億5000万円、従業員220名)の谷島賢(まさる)社長は、この発表を聞いても驚かなかったという。 「一気に31路線も廃止したら運転士が余ってしまうはずなので無理だと思いましたよ。これは赤字路線問題ではなく、参入を許した行政への強烈なアピールです。この問題は、2002年に道路運送法が改正され、需給調整規制を廃止、路線バスへの参入も撤退も免許制から許可制に変わったことから始まっています。門戸を広げたのは

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  • うまい、安い、はやい。最強の一人ごはん――楠木建の偏愛「それだけ定食」 | 文春オンライン

    豪勢なライスカレー あくまでも個人的な好き嫌いの話として聞いていただきたい。 お待たせいたしました(誰も待っていなかったかな?)、前回に引き続き「それだけ定」の話をする。 とはいっても、誰も覚えていないだろうから、改めて説明しておこう。それだけ定というのは、家で一人で事をするという状況での僕の極私的な嗜好であり、(1)スキなものだけを、(2)スキなだけ大量に、(3)がーっと一気にべてお腹一杯!というのスタイルを意味している。それだけ定を構成する要件は「単品性」「量的満腹感」「スピード」の3つ。これを私的専門用語で「それだけ定三原則」という。 「量より質」というが、僕の場合は「質こそ量」にして「量こそ質」である。質が高ければそれは必然的に量を求める。 前回はそれだけ定界のエースで4番、ディフェンディング・チャンピオンのスパゲティの例で、それだけ定の愉悦を紹介した。スパゲティ

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  • 高齢化問題は、実は「30代と40代の問題」なんだぞ | 文春オンライン

    だいたい月に2、3回、地方自治体や地方で活躍する企業の方とかに呼ばれて高齢化問題について講演することがあるんですが、だいたい7割がた客席を埋めているのは40代の働き盛りな男女と75歳以上のお年寄りなんですよ。50代から団塊の世代の方は、意外とお越しにならない印象です。理由は良く分かりません。 実際、高齢者に向かって高齢化問題を話すなんて、まるで「お前ら早く死ね」って言っているみたいじゃないですか。まあ実際、高齢者が早く死ねば高齢化問題なんて無くなるわけですが。言われてみれば、環境問題も財政破綻も核戦争も人間がいなければ起きないことなんだから、みんな死ねばいいんだ。いや、死にたくない。しかし、時間は残酷だ。若いころは怪力で鳴らした住職も可愛いあの子も老けていく。誰だよ住職って。健康優良児で元気に土木作業をやってた人も、コンビニの前でタムロってしゃがんで弁当べてる人も等しく老いて、でも地域に

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  • お客様は神様ではなくなり、戦後は終わった | 文春オンライン

    親族の介護を手伝っていると、引退した団塊の世代のグループと頻繁にお会いして話すケースが多いのですが、彼らの口から若い人を褒める言葉を聞くことはあまりありません。だいたいが、いまのサービスはなってないとか、若い人はだらしないなどという愚痴か、自分たちが高齢者であるという理由でいかに大事にされていないかという話を繰り返しされるわけですよ。 実際には、私は息子として老いた母や自力で生活のできない親族を血縁の人間として介護しているわけで、文句を言っている高齢者のかなりの割合は息子夫婦も近寄らないような天涯孤独の老人ばっかりだったりします。そういう愚痴を現役時代からずっと垂れ流して精神論で人様を批判していたらそりゃあ親族だって近寄らないだろうと思うわけですが、こちらも車椅子を押したり老人同士の会話に入るときは暇なので、そういうお年寄りの「ご高説拝聴」となるわけですけれども、コンビニでいらっしゃいませ

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