じゃあ、ボールで 「じゃあ、ボールで」。これは9月20日のF東京対川崎戦(等々力)で主将を務めた人物が言った言葉です。しかも、コイントスで(笑)。 F東京の川崎戦でキャプテンマークを巻いたのは背番号3の佐原。試合前にはキャプテンとして川崎の日本代表MF中村憲とコイントス。現在はコイントスに 勝った方がどちらかのコートを選択し、負けた方がボールとなります。しかし、佐原はコイントスに勝って、「じゃあ、ボールで」と思わず言ったそうです。すると、中村憲は大爆笑したとか。 佐原に聞いたところ、佐原は桐光学園高以来のキャプテンをこの日務めたらしい。同い年なので思い当たる節はあるが、昔は 勝ったら、ボールかコートか選べていた。佐原はそのイメージを持ったままだったようです。真剣勝負に挑む直前にそんなキャプテン同士でそんな攻防があった とは。ピッチにいた選手でさえ気づかないちょっとした笑い話でした。(柏、