川崎Ｆが昨年に続き、今年も被災地を訪問する。９月１日のアウェー仙台戦の翌日、風間監督、コーチ、選手全員で岩手・陸前高田市を訪れ、現地の小学生とサッカー教室やバーベキューで交流する。遠征メンバー外の選手も全員が参加予定。今年は新たにサポーター希望者も同行する予定で、宮城の南三陸町や石巻市の被災地も視察する。

＜Ｊ１：横浜２－２川崎Ｆ＞◇第２２節◇１８日◇日産ス 川崎ＦのＤＦ田中裕介（２６）が古巣の横浜Ｍから２点を挙げるなど気を吐き、引き分けに持ち込んだ。後半１７分には右ＣＫを頭で合わせてまず１点。４０分にもゴール正面から左足で同点ゴールを決めた。 大活躍のＤＦは「２点目はパスもできたが、ＤＦが動いたのを見てシュートを打ったらいいところにいってくれた」と威勢よく話した。ただ、勝ち越し点は奪えず「もう１点狙っていたが」と悔しさもにじませた。

＜Ｊ１：横浜２－２川崎Ｆ＞◇第２２節◇１８日◇日産ス 川崎Ｆが、執念で追い付いた。前半はサイドを破られて失点したが、後半からは豊富な運動量で主導権を握り、ＤＦ田中裕介（２６）が２得点した。風間八宏監督（５０）は「前半は少し相手を見てしまった。プレッシャーを感じてプレーしてミスする選手が何人かいた。この先、しっかり相手を怖がらずに自分たちのサッカーができる部分では、後半はまあまあだったと思う」と話した。

＜Ｊ１：川崎Ｆ１－２鳥栖＞◇第２１節◇１１日◇等々力 ホーム川崎Ｆが主導権を握った。前半１９分、ＦＷ小林からチャンスをつくった。右クロスを１度はＤＦがクリア。しかし、ＭＦ風間宏希がシュートを放ち、こぼれ球をＭＦ中村がつめて先制。一方の鳥栖は最近３試合負けなしも、この日はチャンスらしいチャンスをつくれないまま、前半を終えた。 後半は攻防がめまぐるしく動いた。同１０分に鳥栖ＭＦ金の左クロスから、川崎Ｆのオウンゴールを誘発。同点に追いついた。さらにその２分後には、ＤＦ丹羽の右クロスにＦＷ豊田が合わせて逆転。すると、同１７分に川崎ＦのＭＦ大島がペナルティーエリア内で倒されてＰＫを獲得した。しかし、キッカーのＦＷ小林が止められ同点に追いつけず。終盤に猛攻を仕掛けるも、守備固めに入った鳥栖のゴールをこじ開けられず、２－１で鳥栖が勝った。

＜Ｊ１：鳥栖２－１川崎Ｆ＞◇第２１節◇１１日◇等々力 川崎Ｆがホームで痛い逆転負けを喫した。前半１９分に日本代表ＭＦ中村憲剛（３１）のゴールで先制したが、後半１０分、１２分と立て続けにゴールを許した。風間八宏監督（５０）は「あの２分間、忠実に戻ることができなかった。逆転されて大胆に攻めることもできなかった。攻撃は大胆に、守備は忠実にそれをやっていきたい」と、悔しそうに話した。

＜Ｊ１：磐田２－２川崎Ｆ＞◇第２０節◇４日◇ヤマハ 川崎Ｆがアウェーで勝ち点１を積み上げた。前半１７分、右サイドから中央を崩し、最後はＤＦ田中裕人（２６）が左足で押し込み先制した。後半に逆転を許したが、３７分にカウンターから途中出場のＦＷレナト（２３）が同点ゴール。風間八宏監督（５０）は「点が取れたシーンはチームが１つになっていた。チームとしていい部分が見えた」と、収穫を口にした。

＜Ｊ１：磐田２－２川崎Ｆ＞◇第２０節◇４日◇ヤマハ アウェーの川崎Ｆが先制した。前半１７分、ＭＦ風間宏希のヒールパスをＤＦ田中が右足で押し込んだ。その後もボールを支配しながら試合を優位に進めた。１点を追う磐田は同４３分、ＭＦ山崎が右足ミドルを決めて同点とした。 後半は一進一退の攻防となった。磐田は同３０分、ＤＦ駒野のクロスでオウンゴールを誘発し勝ち越し。１点ビハインドとなった川崎Ｆは３７分に途中出場のＦＷレナトが同点ゴールを決めた。そのままスコアは動かず、２－２で勝ち点１を分け合った。

＜全国高校野球選手権：甲子園練習＞◇５日 桐光学園（神奈川）が午前８時、この日の１番手として登場した。エース松井裕樹投手（２年）が、甲子園のマウンドに上がった。セットポジションとワインドアップで変化球を交えて約３０球を投げ「（本塁まで）近く感じた。投げやすい。テレビで見ていたところに入れて感激した」と感触を確かめた。神奈川大会では４６回１／３を投げて６８奪三振。奪三振率は驚異の１３・２と、大会でも投球に注目が集まりそうだ。

＜高校野球神奈川大会：桐光学園１１－４桐蔭学園＞◇２９日◇決勝◇横浜スタジアム桐光学園の２年生エース松井が１５三振を奪う力投でチームを甲子園に導いた。 「疲れが残っていた」という左腕は２回に２点の先制を許したが、尻上がりに調子を上げ奪三振ショーを繰り広げた。６回の打席では右足に死球を受け、チームメートに支えられながら一時ベンチに下がったが、大歓声に迎えられマウンドに上った７回もいきなり三振を奪ってみせた。 最後の打者も三振で仕留めた松井は「（予選で敗れた）１８９校の思いを背負って全国制覇を目指す」と意気込んだ。

＜Ｊ１：川崎Ｆ４－１大宮＞◇第１９節◇２８日◇等々力 前半ロスタイム、川崎ＦのＭＦ中村憲剛（３１）はゴール前中央で浮き球を蹴り込み、ネットを揺らした。「長い呪縛から解き放たれた」。川崎にとっては５試合ぶりのゴールだった。 後半開始早々に小林がＰＫを決めると、２４分に楠神が、２分後にはレナトが追加点を奪った。「後半に流れが来るなと思っていた」との予想通り、主将の強烈な一撃が圧勝を呼び込んだ。

＜Ｊ１：川崎Ｆ４－１大宮＞◇第１９節◇２８日◇等々力 ボール支配率がほぼ互角で試合が進む中、先制したのは１４位の大宮。前半１９分、ＭＦカルリーニョスのアシストから、ＦＷ長谷川が今季２得点目となるゴールを左足で決めた。川崎Ｆも風間監督の長男でＦＷの風間宏矢、次男のＭＦ風間宏希がゴールに迫り、前半ロスタイムにＭＦ中村が右足でミドルシュートを決め、１－１で折り返した。 後半２分、川崎ＦはＰＫのチャンスをＦＷ小林が右足で決め勝ち越し。２４分にはＦＷ楠神が右足で、２分後には途中出場のＦＷレナトが左足で決めダメを押した。大宮も同２８分から３枚の交代カードを切って反撃開始。川崎Ｆを２本上回る１５本のシュートを放ったが精度を欠き、後半は無得点に抑えられた。

＜高校野球神奈川大会：桐光学園１１－４桐蔭学園＞◇２９日◇決勝◇横浜スタジアム 桐蔭学園と桐光学園が甲子園をかけ激突。桐光学園が１１－４で勝ち、５年ぶり４度目の優勝を果たした。桐蔭０２００１００１桐光０００３１０１６【蔭】斉藤、壇上、横塚、中辻、菊池【光】松井 ＜９回＞ 桐蔭学園は２番菊池が三振。３番佐藤が二飛。４番小河も三振で試合終了。桐光学園・松井は１５個の三振を奪った。 ＜８回＞ 桐蔭学園は６番西田が中前安打。７番松岡は捕手前の内野安打で無死一、二塁。８番横塚が送って１死二、三塁。９番山野辺は遊ゴロ。この間に三塁走者生還し４－５。１点差に迫った。なおも２死三塁も１番嵩は三振に倒れた。桐光学園・松井は１３個目の奪三振。 桐光学園は７番松井が四球。送りバントで１死二塁。９番中野のカウント１－１にたなったところで桐蔭学園は４人目の中辻にスイッチ。中野は死球で一、二塁。１番鈴木拓も四球を選び

＜高校野球神奈川大会：桐光学園１１－４桐蔭学園＞◇２９日◇決勝◇横浜スタジアム 神奈川の「ドクターＫ」が、５年ぶりとなる夢舞台の切符をつかんだ。桐光学園・松井裕樹投手（２年）が１５三振を奪う熱投で、桐蔭学園との“光蔭”対決に勝利。６回に右足甲へ死球を受けたが、気力で１５１球を投げきった。今大会は２回戦から６試合７１３球、４６回１／３を投げて驚異の６８奪三振。県ＮＯ・１左腕の実力を見せつけ、昨夏決勝で敗れた悪夢を払拭（ふっしょく）した。 「マ・ツ・イ！！」「マ・ツ・イ！！」。相手スタンドからも惜しみなく注がれる拍手と松井コールに、ヘトヘトの体が力を帯びた。力ない足取りでマウンドに戻った７回。松井はこの日初めて打者３人で切った。「うれしかった。あの大歓声で、試合を楽しめました」。９回最後もカーブで三振。３人締めとすると、人さし指を高々とつきあげ、勝者の栄光に酔いしれた。 実は６回裏の打席で、右

Ｊリーグの東日本大震災復興支援スペシャルマッチ（２１日・カシマスタジアム）に出場予定だったＭＦ中村憲剛（３１＝川崎Ｆ）とＤＦ角田誠（２９＝仙台）の両ＭＦが、ともにけがのため辞退した。１８日、両選手の所属クラブが発表した。 中村は左足親指付け根の関節捻挫で全治まで１０日間程度、角田は右肘関節脱臼で全治約６～８週間と診断された。

＜Ｊ１：広島３－０川崎Ｆ＞◇第１８節◇１４日◇広島ビ 川崎Ｆ風間八宏監督（５０）が古巣に返り討ちにあった。前半だけで３失点したのが最後まで響いた。監督就任初戦となった４月２８日の広島戦（等々力）でも１－４と完敗を喫していた。「面白みのない試合だった。力はあったが最後の精度がない」と落胆していた。現役時代、広島の初代キャプテンだった指揮官にとっては、悔しさばかりの残る敗戦となった。チームは４戦連続して勝利なしとなった。

＜Ｊ１：清水０－０川崎Ｆ＞◇第１７節◇７日◇アウスタ 前半、まず好機を迎えたのはアウェー川崎Ｆ。同１０分、ＦＷレナトがＦＫを直接狙ったが、ボールは惜しくもゴールポストを直撃した。一方の清水も同３２分、ＦＷアレックスが抜け出しＭＦ河井の決定機を演出。しかし、ゴールネットが揺れることはなく、両者無得点のまま前半を折り返した。 後半は、立ち上がりからホームの清水が猛攻を仕掛けた。同１１分にＦＷ高原とＦＷ高木を同時投入。そこから流れをつかみ何度も決定機を迎えたが、最後までアウェー川崎Ｆが踏ん張り、両者無得点のまま引き分けに終わった。