神奈川県は県内に2か所ある県立図書館の廃止を検討しているそうだ(J-CASTニュースの記事、 カナロコニュースの記事、 YOMIURI ONLINEの記事)。 廃止が検討されているのは、横浜市にある神奈川県立図書館と、川崎市にある神奈川県立川崎図書館。都道府県立図書館で利用者への直接貸し出しをやめた例はなく、実現すれば全国初になるとのこと。県立図書館では一般への閲覧・貸し出しをやめ、蔵書専用にする計画。県立川崎図書館は敷地の借用期限が迫っており、建物も老朽化しているため、取り壊しになる見通しとのこと。県内では公立図書館の数が増えており、閲覧や貸し出し業務は市町村が担うべきとの考えのようだ。県立図書館の役割としては、専門書の収集や司書の養成などを挙げている。2館の蔵書に関しては、県内の公立図書館を通じて貸し出せるようにする仕組みを構築するという。これにより、約10億6,200万円の経費削減に