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2009年10月6日のブックマーク (2件)

  • 「本=モテる」という付加価値 - 60坪書店日記

    の弱点 はモテない。「読書をしていたら、彼氏/彼女ができました」なんて話は聞いたことがない。これが出版衰退の一因ではないか。 そこで、出版業界で「=モテる」という付加価値を捏造する。 STEP1 non-no、anan、Seventeen等の主要ファッション誌で、「=モテる」的な企画をやりまくる。 読書でめちゃモテ 一味違うアナタになれる! クールなアナタを演出! 知的なアナタにカレはくぎづけ! 文学少女にカレはときめく! …みたいな?実にセンスが感じられないキャッチコピーだorz STEP2 これを信じた女性がを読み始める。 STEP3 読書をしている女性との話題作りのために、男性もを読み出す。 STEP4 出版業界右肩上がり! 何らかの付加価値を 私見ですが、多様な娯楽の登場によって、娯楽としてのの価値は相対的に低くなっている。売上げを増やすためには、娯楽としての価値を向

    「本=モテる」という付加価値 - 60坪書店日記
  • 『ONE PIECE』における正義と信念の問題 - on the ground

    宇野常寛『ゼロ年代の想像力』(早川書房、2008年)を読んで私が感じた最大の不満は、同著が90年代後半以降のサブカルチャー作品を多数採り上げ、漫画『DEATH NOTE』を新時代の「決断主義」を象徴的に描いた作品として詳しく取り扱いながら、同時期に漫画界のトップランナーであり続けた作品であり、『DEATH NOTE』と同じ『週刊少年ジャンプ』に連載されている『ONE PIECE』への言及を全くと言っていいほど含んでいないことであった。 当ブログではこれまで『DEATH NOTE』と『20世紀少年』を採り上げ、ともに正義にまつわる問題との関連で論じたことがある。両作品を比すと、前者よりも後者の方が思想的な重要性が大きく、内容もより複雑であったが、『ONE PIECE』は内容において両作品よりも遥かに明快でありながら、思想的には最も尖鋭な領域にまで踏み込んでおり、三作の中で最重要の作品と言って

    『ONE PIECE』における正義と信念の問題 - on the ground