本屋さんは生き残れるか 2010.02.22 ビジネスモデル 私は本が好きだから、仕事帰りなどでよく近所の本屋さんに立ち寄ってきました。 最近では本屋に行く回数が減っています。そのかわり、アマゾンで購入する機会が増えました。アマゾンの日本市場での売上は未公表ですが、決算公告から推計される日本市場での書籍売上高は約1,200億円を超えていて、国内最大の紀伊国屋書店を超える規模であると推計されます。 日本の総書籍販売金額はさまざまな要因により大幅に減少しています。そのうえアマゾンをはじめとするインターネット経由での書籍販売量が大幅に伸びています。 書店の経営はとても厳しい状況にありそうです。そこで、書店のビジネスモデルについて考えてみました。 ○ 書籍市場の現状 左表(クリックで拡大)は公正取引委員会が公表した「書籍・雑誌の流通・取引慣行の現状(PDF)」から抜き出しました。1987年