個人のブログやオンライン店舗といったWebページのアクセス状況について,そのサイトの管理者以外が知ることは基本的には難しい。なぜなら,たいていのケースでは,アクセスを受ける側(サーバ)がアクセスをしてくる側(ユーザー)を数えているからである。逆にもし,多くのユーザーが自分の閲覧したWebページをどこかに報告し,それらをまとめて一つの統計を作ったらどうなるか。そんなアクセス解析における「Web 2.0」的な試みが,2007年8月8日に始まった。 今回一般公開された,アクセス・ログの共有サービス「Pathtraq」(パストラック)の開発元であるサイボウズ・ラボは,将来的に同サービスがWebページの新たな評価システムとなることを期待する。なぜなら,Webサーバ側でなく,多くのユーザーからアクセス情報を収集して統計処理をすることによって次の2つの利点が得られると考えているからだ。 第1に,ユーザー
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