“事件” は今月19日に起きました。 舞台は札幌市東区の美容室です。 男性客が代金を支払った直後のことでした。 「ん?何これ?」 千円札を受け取った男性店主は目を丸くしました。紙幣に描かれている野口英世の下に何か書かれています。 よく見ると「世界のナベアツ」の文字。 店側は当惑しつつも、とりあえず代金として受け取ったと言います。 店主の大野恵一さんによると、その千円札は男性客がATMで引き出した、しわ一つない新札に書かれていたそうで、「もちろん初めてのことで、銀行に入金しても受け入れてもらえるのかと思って悩みました」と話します。 妻に話したところ、実は妻の知人も落書きされた紙幣を持っていたことが分かりました。