僕は取材対象をヨイショしまくるファン目線のインタビュー記事が大嫌いなんですが、自分自身で似たようなことをしてしまったので、反省と謝罪を込めてここにまとめます。 先日、ASCII.jpで「カオス*ラウンジ」の藤城嘘さんのインタビュー記事が掲載されました。藤城さんは日本のネットカルチャーを反映した作品を作る現代アート作家で、カオス*ラウンジはコンセプトを同じくするアート集団です。アニメ調の女の子やネットで流行っているキャラなどを素材として取り込み、様々な解釈を加えて総合的なアートに仕上げていくのが、彼らの特徴といえるでしょう。 作者の明不明に関わらず、それらの素材は別の誰かの手で作られているわけで、藤城さんやカオス*ラウンジの活動は現実的に著作権問題と切り離せないところがあります。その道で食べていく(=ビジネスとして成り立たせる)なら、なおさらでしょう。ただ一方で、他人の著作物を好きに使って別