高校教科「情報」未履修問題とわが国の将来に対する影響および対策 に関するコメント デジタル署名付PDF 情報処理学会情報セキュリティ委員会では、文書の改ざんや成りすましを検知・防止する技術であるデジタル署名の活用を推進しています。 2006年10月に多数の高校において発覚した「未履修問題」は,教科「情報」の学習にも重大な影響を与えている。情報処理学会は,まず,つぎのことを要請する。 ◎ すべての普通科高校で指導要領に従った教科「情報」の履修を可能とすること 今年度以降,各大学は高等学校での「情報」の必履修を前提として情報教育の内容を変更したが,「情報」未履修の学生が多数存在する大学では授業が成立しなくなりつつある。この問題は, (1) 「情報」の重要性が生徒や他教科教員に認識されにくい状態にある (2) 「情報」の教員へのサポートが少ない (3) 「情報」の教員に他教科の兼任を要請されてい