7日午前7時35分ごろ、兵庫県姫路市塩町のスナックで「血まみれの人がいる」と119番通報があった。駆けつけた警察官が、店内で20歳くらいの女性客が脇腹から血を流しているのを発見。兵庫県警は、その場にいた同市佃町の飲食店経営者河野文徳容疑者(35)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕した。 姫路署によると、河野容疑者は「(自分と一緒に飲んでいた)連れの男が死んだらいいのに、と思って包丁を投げた。女性を殺すつもりはなかった」と供述しているという。女性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。 逮捕容疑は7日午前7時半ごろ、スナックの店内で女性に刃物を投げつけたというもの。 河野容疑者は店内で酒を飲み、知人男性と口論に。キッチンにあった刃渡り約12センチの包丁を投げつけたところ、たまたま居合わせた女性に刺さったという。 新型コロナウイルスの感染拡大で兵庫県内には緊急事態が宣言され、酒類を提供する飲食店