ハイブリッド、プラグインハイブリッド、電気自動車、燃料電池車……ここ最近のクルマの進化は、子供の頃に見た夢を現実にしている。自動運転技術や安全設計などの精度も上がり、ますます便利で快適になってきた。だが、人というのはわがままなもの。便利であればあるほど昔の“味”が懐かしくなる。小さい頃憧れたクルマを今、自分のものとしたい。 そんな一部のオーナーの要望を反映してか、世界中で過去の名車をまるで新車のように蘇らせるビジネスが盛んになっている。レストアではなく、リビルド。エンジンはもちろん、サスペンション、エアコン、LEDライト、Bluetooth対応など、50年前のクルマを完全に現代車へとアップデートするというものだ。デイリーユースもカバーし、これから先50年、長くつきあえるかもしれない相棒を、ご紹介しよう。 ■フォード『マスタング』、愛称ポニーに乗りたい! 今から50年前、1964年に1台のク