千葉市中央区の蘇我スポーツ公園で開催中の音楽フェス「JAPAN JAM」で4日、地元住民がフェスの醍醐味(だいごみ)を体験するツアーが行われた。約80人はガイドの説明を聞きながら演奏やフェス飯などを満喫。わが街で開かれているフェスの魅力への理解を深めた。 今年2月に市民有志が立ち上げた「フェスのまち蘇我実行委」が企画。橋本浩一委員長によると、年間約40万人がさまざまな音楽フェスのために蘇我地区を訪れるが、フェスがあっても「何をやっているか分からない」という住民が多く、道路の混雑や騒音などでマイナスイメージをフェスに持ちがちという。 そこで地元住民にフェスを知ってもらおうと、今回のフェスを主催する「ロッキング・オン・ジャパン」(東京都)に協力を要請。ツアーは全開催日に実施することになり、5日間で計400人(各日80人)の募集枠に全体で千人超の応募があった。 この日は抽選で選ばれた家族連れらが