2013年06月11日10:00 カテゴリ世界経済日本経済 世界で失業者が増える理由 国際労働機関(ILO)が発表した世界の働く意欲を失った者は2700万人にのぼるそうで、今後も失業率は高止まりすると予想されています。労働意欲喪失の理由が失業期間が長く、就職を断念した人が増えているとあります。その根本理由についてILOでは長引く不況と金融危機の記憶が企業に積極的な雇用増に拍車をかけない、とあります。 果たして本当にそうなのでしょうか? 私は景気がよくなっても雇用は増えないと思っています。 今から18年ほど前にバンクーバーである講演会があり、私はその壇上におりました。テーマは不動産だったのですが、その際、この街でオフィスビルの需要は今後増えないと述べたところ、商業不動産関係の方から反発がありました。私がなぜ、増えないといったかといえば、バンクーバーはもともとビジネスの街ではなく、成長限界があ
![世界で失業者が増える理由 : 外から見る日本、見られる日本人](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da863733ba0a00a088c28d78a3a3ce7546e8703b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Ffromvancouver%2Fimgs%2Fb%2Fa%2Fba96c48c.jpg)