神奈川県伊勢原市の大山で、半世紀にわたって観光客を運んできたケーブルカー「おおやま号」が11日、大改修に伴う解体のためヘリコプターで輸送された。 親しまれてきた緑色の車体がつり上げられ、遠ざかっていくのを約20人の関係者が見送り、別れを惜しんだ。おおやま号は約4キロ離れた秦野市のヘリポートに運ばれた後、トレーラーに載せられて解体工場に向かった。もう1両の赤い車体の「たんざわ号」は24日に空輸される。 大山ケーブルカーは開業50年を機に大改修を行っており、10月1日から新型の展望車両が導入される予定。
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