西武鉄道は6月13日、2018年度末に運行開始予定の新型特急車両の基本デザインを発表した。「いままでに見たことのない新しい車両」をコンセプトに、建築家の妹島和世氏が基本デザインを監修。国内初となる先頭車前面ガラスを採用したほか、内装はあたたかみのある黄色を基調にしたデザインだ。 先頭車前面には国内で初めて、大きな三次元の曲面ガラスを採用。車体色はアルミ素材に塗装する形で、都市や自然の中で柔らかく風景に溶け込むよう、色合いを工夫したという。 客室内は、大きな窓のある明るい白い壁に、黄色を基調にした座席を配置。座席は身体を包み込むソファのようなデザインにし、「旅客が自分の時間を持てる新しいパブリックスペース」を目指したという。客室の窓は等間隔で連続的に配置し、「リビングのような空間」を目指した。シート・床面のじゅうたん・カーテンの布地には統一感を持たせてる。 エントランスもあたたかみある黄色を