2017年5月9日のブックマーク (1件)

  • 「一本だけ外債」投資信託のいろいろな事情について。 - すらすら日記。

    にっけい新聞にこんな記事が出ていたそうです。 「組み入れ銘柄は国際機関が発行する外国債券1だけ――。地域金融機関の間で、こんな私募投資信託がじわりと売れている。」 (有料記事なので、リンクは貼りません。) なぜ、こんな意味の無さそうなことをするのか解説いたします。 私はにっけいの有料会員に登録しておらず、記事全文は読めないので、一部、内容が被ってしまうであろうことはご容赦のほど。 なぜ1だけの外債をわざわざ投資信託に「くるんで」販売され、それを地域金融機関が購入するのか。 理由はいくつかあります。 まず、外債投資にあたっては、資金決済、受け渡し、クーポン(利払い)の受領、為替換算、為替リスクの管理といろいろ国内債とは異なる事務フローでの作業負担がかかります。 地域金融機関は今までは主に日国債を中心とする国内債に投資してきたため、上記のような外債の運用事務フローに不慣れなことが多いです