カナダとアメリカの両政府は11日、カナダの領空に侵入した未確認の飛行物体を軍の戦闘機が撃墜したと発表しました。 隣接するアメリカのアラスカ州では前日にも所属のわからない飛行物体が撃墜されたばかりで、今回、カナダ軍が物体の残骸を回収し分析を進めるとしています。 カナダのトルドー首相は11日、ツイッターで、カナダ北西部のユーコン準州の上空でカナダの領空に侵入した未確認の飛行物体をアメリカ軍のF22ステルス戦闘機が撃墜したと発表しました。 このあと、記者会見したカナダのアナンド国防相は、物体について高度およそ1万2000メートルを飛行していたことから、民間の航空機の飛行に危険をおよぼすおそれがあったと説明しました。 アナンド国防相は今回の物体についてアメリカ軍が今月4日に南部サウスカロライナ州の沖合の上空で撃墜した中国の気球と「似ている可能性がある」と指摘した一方、物体の大きさは、より小さく円筒
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