【リエージュ(ベルギー)21日】日本代表FW宇佐美貴史(25=デュッセルドルフ)が、三度目の正直でW杯(ワールドカップ)まで突っ走る。ベルギー遠征中の日本代表は、合宿3日目の練習をほぼ非公開で行った。宇佐美はハリルホジッチ監督体制で3度目の肉体改造に取り組み、好調ぶりをアピール。9カ月ぶりの代表を新ボディーで戦い抜く。 宇佐美が自信を持って9カ月ぶりの代表に帰ってきた。公開された冒頭15分のランニングでは最後尾、本田と並んで大外に位置し誰より長い距離を走った。20日の9対9のミニゲームでは主力組の左サイドに入った。ゴールも挙げ、好調ぶりを見せつけた。 デュッセルドルフでは4試合連続得点するなど、結果を残した。「今までにない感覚。90分通して1本のチャンスを狙えたり、落ち着いた判断ができる」とプレーの幅が広がっていることを実感。その根底には昨冬から取り組む肉体改善があった。ハリルホジッチ監督