7月上旬、インドの首都ニューデリーに、ちょっと変わったコンセプトのレストランが誕生した。「Tihar food court」は一見するとどこにでもある普通のインド料理レストラン。でも実は働いている従業員全員が“殺人犯”というお店だ。 ただ、彼らは決して野放しの状態でも、刑務所から脱走して働いているわけでもない。従業員はきちんとした模範囚を中心に選ばれ、ホテル専門学校でサービスのいろはを学んだ上で業務についている。 現在のところ客数は毎日50人程度とそれほど多くはないが、客からのクレームはなく、評判は上々とのこと。「Tihar food court」で働く従業員には日給74ルピー(約127円)が支払われており、売上の一部は囚人の福祉や職業訓練費などに役立てられているという。(※写真は微博より)