シリア北東部のドゥマ(Douma)の仮設の病院で治療を受ける少女(2014年9月24日撮影)。(c)AFP/ABD DOUMANY 【10月16日 AFP】AFP通信の中東・アフリカ本部は、キプロスの首都ニコシア(Nicosia)に置かれている。フォトエディターのアンドリュー・カバレロ(Andrew Caballero)がある日、爆撃で死亡した幼い息子を抱えたシリア人男性の画像を編集していると、子供の体に長いひものようなものが巻きついているのに気付いた。何かのひもだと思っていたが、よく見てみると、それは子供の腹から出た腸だった。AFPがその写真を配信することはなかったが、その恐ろしいイメージはカバレロの脳裏に長く焼きついたままだった。 ニコシアのAFPの写真や映像の編集者は毎日のように、シリアやイラク、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)、リビアなどから送られてくる、こうした耐
![【AFP記者コラム】中東の流血写真と映像に向き合う編集者の苦悩](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d2491394edf26b060ce5e0d30cb7f01853ffe2e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F7%2F1%2F1000x%2Fimg_71e212be41b64e9633f9325ad37f71d8124780.jpg)