スウェーデンの採石場でピンクの石灰岩とともに、隕石のかけらが見つかるのはよくあること。実際過去20年で101もの隕石の破片が見つかっています。しかし今回見つかった隕石の破片は今まで見つかってきたものとは全く違いました。この新種の隕石は、約5億年前に地球上の生物が大進化・多様化した鍵を握っているかもしれないんだそうです。 今までこの場所で見つかってきたほとんどの隕石は、Lコンドライトと呼ばれるカテゴリーのもので、隕石としては2番目にメジャーなものでした。これらは4億7,000万年前に地球へ降ってきたと見られており、ごく一般的な種類です。 科学者たちは、4億7,000万年前に巨大な隕石と小さな隕石が衝突したのではないかと推測しています。そしてこの衝突の結果、地球上に散らばった大きな隕石の破片がLコンドライトであると言われています。そして今回発見された新種の隕石は、小さな方の隕石の破片だと見られ