youkoseki.com 医療テックユニコーン「セラノス」の興亡を描く"BAD BLOOD"が面白しんどい "BAD BLOOD シリコンバレー最大の捏造スキャンダル 全真相"はセラノスという医療テックベンチャーを取り上げた本である。 セラノスは指先から数滴の血液を採取するだけで、様々な血液検査を迅速、かつ安価に行えることを謳っていた。多額の資金を調達した「ユニコーン」の一つで、一時はUberやSpotify以上の評価を受けていた。エリザベス・ホームズという若い女性創業者・CEOは、スティーブ・ジョブズの再来と持ち上げられていた。 しかし、ニュースで記憶のある人も多いかもしれないが、最終的には主張していた内容の多くが嘘だと明みになった。 ドットコムバブル以降の20年、色々なベンチャーが生まれては消えていったが、セラノスはその中でも最大級のスキャンダルだろう。なぜこんなことが起きたのか。最
![医療テックユニコーン「セラノス」の興亡を描く"BAD BLOOD"が面白しんどい](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3ae8ed0e3435a55ee644080dfad48aa6461ce4fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fyoukoseki.com%2Ff%2Fogp%2Fbad_blood.jpg)