ゆうちょ銀の資産運用(短期金融市場に大規模参加) 日経新聞平成19年5月30日号夕刊です。民営化後に資産運用対象の多様化が政府に認可されることを見越して、ゆうちょ銀が市場系システムを来年4月に稼動予定としている。その際に短期運用の比率を高めて長短バランスを測るために、短期金融市場での投資額を増やそうとしている。そのロットが4兆円(現在は2兆円)と大巾増加となるため、取引規模が6、7兆円の無担保コール翌日物に集中した場合、金融調節機能がかく乱される恐れがあるという内容です。 現在は、公社法で運用対象が制限されており、187兆円の資産は国債(73%)を中心とした公共債で運用されています。これは金利上昇イコール評価損ということで、郵政民営化の最大リスクとされています。このことは現公社も充分認識しており、民営化委員会でも早急な改善が必要と認識されています。先日、全銀協が始めて運用対象多様化を肯定す
日経1面トップをみてびっくり.これまで郵貯の面倒をみていたNTTデータはいまごろ真っ青になってるんだろうか.それとも他の仕事で手一杯で,意外と荷が下りた感じなのだろうか.日本郵政が従来システムの更改というセンも捨てずに,新手の値引き交渉に出ているとしたら巧妙だ. UFJのシステムはMUFGが旧MTFG-日本IBMのシステムに寄せることで不要になるけれども,先進性やキャパシティの面で出来がいいらしいので,これを買い取るというのは発想としては面白い.いちから開発するよりも,リスクを抑えられるだけでなく,人材調達も容易となるだろう. 買い取った後にいじるにしても,従前のように業務ありきでプロプリエタリ・システムをつくりこむのではなく,システム投資を抑えつつ,システムと業務を摺り合わせていくアプローチは非常に合理的だ.ただ,官業の名残の色濃い郵貯銀行でシステム中心の業務プロセス改善を展開できるのか
郵政民営化の準備会社である日本郵政は、2007年10月に誕生する郵便貯金銀行の基幹系システムとして、メガバンクから勘定系システムを買い取る検討を進めていることがわかった。 買い取り候補として、メガバンクのシステム統合で不要になった旧富士銀行のシステムと旧UFJ銀行のシステムが浮上している。旧富士銀行のシステムは、合併行である、みずほ銀行が2004年12月に旧第一勧業銀行のシステムへの一本化を完了したため、現在は使われていない。旧UFJ銀行のシステムは、合併行の三菱東京UFJ銀行が2008年末をメドに旧東京三菱銀行のシステムへの一本化を予定しており、現在のまま使われ続けることはない。旧富士銀行の勘定系システムは日本IBM製メインフレームで、旧UFJ銀行の勘定系システムは日立製作所製メインフレームで、それぞれ動作する。 今日の新聞報道によれば、日本郵政は旧富士銀行のシステムを所有するみずほ銀行
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