【今回のまとめ】 1.ベトナム市場に通貨危機の兆しが見られる 2.インフレ、経常赤字、失業率などに注目 3.アルゼンチン、南アフリカ、トルコの内容の悪さが目をひく ■変調をきたしたベトナム市場 ベトナムの市場がおかしくなっています。株式市場は去年秋の高値からすでに半値になっていますし、先週は投資家の不安心理が為替市場にも飛び火した形になりました。ベトナム・ドン対USドルの公式レート16060に対して、自由市場でのドンは17700あたりまでドン安に振れています。 いまだベトナムの資本市場が全面的な通貨危機を迎えていると断定はできませんが、今の雲行きから判断すると、このまま何ごともなかったかのように平常に戻ることは期待薄だと思います。 すると「次に危ないのはどこだ?」ということが投資家としては当然気になるわけで、今回はそれを中心に考えていきたいと思います。 ■ハイパー・インフレに苦
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