リモートアクセスVPNにSSL-VPNを採用する最適なケースは?:SSL-VPNの導入メリット(前編) 最近、“リモートアクセスVPNはSSL-VPNで決まり!”のような言葉をよく目にする。SSL-VPNがなぜリモートアクセスVPNの有効なソリューションなのか、本特集ではSSL-VPNの機能概要、利用形態、さらに、IPSecVPNとの相違点は何か、について記述する。前編では、SSL-VPNの機能概要および利用形態について説明し、後編では、SSL-VPNとIPSecVPNの相違点について紹介していく。 「SSL技術」とは SSL-VPNはその名が示すとおりSSL(Secure Sockets Layer)技術を使用したVPNソリューションである。SSLはトランスポート層とアプリケーション層の間に位置する。トランスポート層の上位層に位置することで、SSLはアプリケーション単位に実装される。つま
◆ VPNとは VPN(Virtual Private Network)とは、仮想的なプライベートネットワーク接続のことです。VPNにより インターネットなどの公衆網を利用する場合でも、IPsec等の高度なセキュリティを実装させられるので、 安全に企業の拠点間通信を実現できます。また、安価なFTTHの広帯域な回線をWANとして利用できます。 ◆ VPN の特徴 VPN接続は、企業のWAN接続における新たな選択肢の1つとなっています。企業のWAN接続においては、 広域イーサネット、IP-VPN、ATM、FR、ISDN接続、専用線がありますが、インターネット回線を利用し インターネットVPNをWAN回線として使用することで、WAN接続におけるコストを大幅削減することが 可能になります。ただし、IPsecの実装によるトンネリングと暗号化により、もとのIPパケットに対して これらのヘッダーが付加さ
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