SDAファブリック経由の通信において問題が生じた場合の取得コマンド
SDA のソリューションにおいて、サービストラフィックの転送状況に問題がある場合に参照するCatalyst スイッチのログ取得コマンドを記載しています。 PC端末等にて、IP取得や認証が正しく行なえているにも関わらず、通信に問題がある場合に有効となります。 各Fabric node（CP/Border/Edge）にて取得ください。 ＊製品、S/W version により入力できないものが含まれている場合がございます。 show コマンド show ip arp show ip arp vrf <vrf> show ip route show ip route vrf <vrf> show ip cef show ip cef vrf <vrf> show mac address-table show interface show interface counter show interfa
IOS-XE 16.x AAA関連 debug 取得方法
はじめに IOS-XE 16.x ではアーキテクチャの大きな変更からdebug の取得方法が変わっています。 (例: debug radius しても何も出てこない。) 本投稿ではAAA 関連の問題のトラブルシューティングで使えそうな内容を中心に紹介します。 情報は Switch Ports Model SW Version SW Image Mode ------ ----- ----- ---------- ---------- ---- * 1 40 C9300-24T 16.9.3 CAT9K_IOSXE BUNDLE から取得しています。 AAA関連動作はSMD(Session Manager Daemon)というprocessで動作しており、以降コマンドに出てきます。 debugの状態確認 IOS/IOS-XE 15.x ではdebugになっているコンポーネントの一覧は c35
Catalyst3850/Catalyst3650 のイーサチャネルにおいてパケット転送の経路選択について
はじめに 本ドキュメントは Catalyst3850/Catalyst3650 においてイーサチャネルのメンバーポートの内、実際にどの物理ポートが通信に使用されているかを確認する方法を記載します。 ** 各ソフトウェアイメージにてサポートできるコマンドのオプションに差異がある可能性はございますのでご了承ください。** イーサチャネルのロードバランス方式の確認 Catalyst3850/Catalyst3650 において下記のようなイーサチャネルのロードバランス方式をサポートします。 Switch(config)#port-channel load-balance ? dst-ip Dst IP Addr dst-mac Dst Mac Addr dst-mixed-ip-port Dst IP Addr and TCP/UDP Port dst-port Dst TCP/UDP Port
FPR4100/9300: FXOS と ASA/FTD の show version で表示されるFXOS version の違いについて
1.はじめに 本ドキュメントは、FPR4100/9300シリーズ において FXOS の CLI と ASA/FTD (Logical Device) の CLI で show version コマンドを実行した際に、異なるFXOS version 情報が表示される問題についてご説明します。 なお、本ドキュメントでは ASA の出力を参考例として紹介しています。 *本ドキュメントは FPR4150-ASA: FXOS 2.2(2.101), ASA 9.8(3)29 を使い動作を確認しています。 2019年7月30日時点で確認された情報になります。 2.show version の出力例 FXOS と ASA の show version コマンドを実行しますと、下記出力例のようにそれぞれ異なるFXOS version の情報が出力されることがあります。 FXOS CLI : FPR415
IOS-XE 16 Catalyst : 再起動が発生した際に取得するログ
はじめに 本ドキュメントは IOS-XE 16 で動作する Catalyst 製品で再起動が発生した際に取得するログを記載します。 **これらのログによる一次切り分け後に、さらなる原因追求のために新たな情報を追加でお願いする場合はありますのでご了承ください。** 再起動発生時に取得するログ IOS-XE で動作する Catalyst 製品で再起動が発生した際は以下のログを取得します。 trace_archive system-report Switch#show crashinfo: all -#- --length-- ---------date/time--------- path 2 49152 Feb 21 2018 10:33:01.0000000000 +00:00 tracelogs 3 50828 Feb 20 2018 20:46:00.0000000000 +00:00
ACI: L3Out Basic Troubleshooting
本ドキュメントでは、ACI L3Out Routing における基本的なトラブルシューティング例について説明します。 ※ L3Outについては こちらを参照ください。 ※ ACI Version 4.1 での確認結果をもとに掲載しております。 ※ 実際のご利用環境の構築/設計/トラブルシューティングにあたっては Cisco.com に公開されているコンフィギュレーションガイド、デザインガイド、トラブルシューティングガイド等をご参照ください。 ※ Cisco.com ドキュメントの記載と本ドキュメント記載に差異がある場合は Cisco.com ドキュメントの記載を優先してください。 ※ 本ドキュメントは、下記 ACI構成におけるトラブルシューティング例になります。 1. ACI構成 今回の以下のように 外部ネットワークから、Leaf103/104 (Server Leaf) に接続された S
Nexus 5000 シリーズ: libcmd のメモリリークによる SNMP に応答しなくなる事象が発生する
SNMP の query に応答しなくなっており、CPU の負荷が高くなることが報告されています。 show processes cpu sort の出力におきまして、snmpd のプロセスが多く CPU を使用していると確認できます。 `show processes cpu sort` PID Runtime(ms) Invoked uSecs 1Sec Process ----- ----------- -------- ----- ------ ----------- 4535 350 2533048204 0 44.5% snmpd <<<<<<< show system internal snmp mem-stats detail の出力におきまして、libcmd.so が多くのメモリーを消費していることが確認できます。 `show system internal snmp
IOS/IOS-XE では Static NAT と Dynamic NAT の両方の変換用アドレスに同一 IP アドレスを設定することはサポートされていない
IOS/IOS-XE では以下設定例のように同一 IP アドレス (192.168.1.1) に対して Static NAT (TCP/UDP ポートの変換設定も含む) と Dynamic NAT の両方の NAT 変換用アドレスを設定することはサポートされておりません。 <設定例> ip nat pool PAT 192.168.1.1 192.168.1.1 netmask 255.255.255.0 ip nat inside source list 1 pool PAT overload ip nat inside source static 10.0.0.1 192.168.1.1 この内容は以下のドキュメントにも記載されております。 Network Address Translation (NAT) FAQ https://www.cisco.com/c/en/us/suppo
Catalyst9300 / Catalyst9500 コマンド集
はじめにASIC ExceptionsCoPP DropsCPU IntefaceCPU Inject QueuesCPU Punt QueuesTCAM Utilizaion はじめに 本ドキュメントは Catalyst 9300 / Catalyst9500 で基本的な各種トラブルシューティングで はじめに確認するコマンド群を紹介します。 トラブルシューティングは事象に対して一回のコマンド群の採取で、全てを網羅することは不可能であり、Step by Step で事象の詳細化、絞り込み化が重要です。 一回のコマンド採取のみしか許可されないというユーザ様は、本番環境とは別環境で再現性の確立の上、コマンド採取頂くことが有効です。 ASIC Exceptions 例: Cat9300#show platform hardware fed active fwd-asic drops except
Hotspot が表示するもの
Catalyst 9200 シリーズスイッチ や Catalyst 9300 シリーズスイッチ等で "show environment temperature" を実行した際に表示される "Hotspot Temperature" は ASIC の温度を表示しています。 以下は Catalyst 9300シリーズで"show environment temperature"を実行した際の表示となります。 9300-48P-A#show environment temperature Switch 1: SYSTEM TEMPERATURE is OK Inlet Temperature Value: 27 Degree Celsius Temperature State: GREEN Yellow Threshold : 46 Degree Celsius Red Threshold :
Firepower2100-ASA: EtherChannelの設定確認方法
1.はじめに 本記事ではCisco ASA for Firepower 2100 シリーズのEtherChannel(PortChannel) の設定や関連情報の確認方法についてご紹介します。 * 本記事は2019年1月23日現在の情報を元に作成しています。正式なドキュメントが公開されている場合は、そちらをご確認ください。 * 本記事はFirepower2100-ASA(FXOS:2.2.2.100 ASA: 9.8.3.11) で確認しています。 なお、EtherChannelの設定方法等については下記URLをご確認下さい。 <Cisco ASA for Firepower 2100 シリーズ スタートアップ ガイド> https://www.cisco.com/c/ja_jp/td/docs/security/asa/quick_start/fp2100/asa-2100-gsg/a
ACI: show processes cpu / memory が正しく表示されない
Leaf , Spine の CLI で CPU/Memory の利用状況を確認する為に、"show processes cpu" や、"show processes cpu" を取得しようとした場合、以下の様な表示となって途中で失敗する場合があります。 Leaf# show processes memory PID MemAlloc MemLimit MemUsed StackBase/Ptr Process ----- -------- ---------- ---------- ----------------- ---------------- ...snip... dn "sys/procsys/proc-0/CDprocProcMem5min" could not be found Error executing command, check logs for details
C9300-48UXM で show interface transceiver detail の出力が正しくない
2019年1月26日 (初版) TAC SR Collection 主な問題 C9300-48UXM で 40G ポートの show interface transceiver detail の出力が正しくない場合があります。 この問題が発生している際の出力を以下に示します。 最初の出力は "show interface transceiver" の出力で、Temperature/Voltage/Current/Optical Tx Power/Optical Rx Power が正常表示されていますが、次の "show interface transceiver detail" では、正しい値が出力されていません。 switch#show interface transceiver /////SNIP///// Optical Optical Temperature Voltage
Catalyst の Smart License 設定
16.9.1より従来の PAK (プロダクトアクティベーションキー)から Smart Licenseへ変更となりました。 Smart License で CSSM(Cisco Smart Software Manager) へ接続する際の設定例を紹介します。 再起動すると、以下の設定が追加されます。 service call-home call-home ! If contact email address in call-home is configured as sch-smart-licensing@cisco.com ! the email address configured in Cisco Smart License Portal will be used as contact email address to send SCH notifications. contact-
object-group コマンドのサポート
以下に記載する製品では、グローバルコンフィギュレーションモードの object-group コマンドは、16.8.1 以降、16.9.1 以降でのサポートなります。 Catalyst 3650 シリーズスイッチ Catalyst 3850 シリーズスイッチ Catalyst 9300 シリーズスイッチ Catalyst 9400 シリーズスイッチ Catalyst 9500 シリーズスイッチ 上記以外のバージョンでは、以下の様に入力自体ができません。 switch(config)#object-group ? % Unrecognized command switch(config)#object-group ^ % Invalid input detected at '^' marker.
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SPAN source VLAN tag
https://community.cisco.com/t5/%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%A3-%E3%83%89%E3%82%AD%E3%83%A5%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88/catalyst-9300-9400-9500-