女性がインターネットなどで知り合った相手から経済的支援を受ける「パパ活」の男性役を装い、ブランド品を買わせて持ち逃げしたとして、大阪府警南署は8日、窃盗容疑で、兵庫県西宮市枝川町、無職、梅(うめ)景(かげ)典之容疑者(49)を逮捕・送検したと発表した。 同署によると、20~30代の女性6人が腕時計やバッグなど総額415万円相当の被害にあったという。 同署によると梅景容疑者は出会い系サイトで「月50万~60万円を支払い、高級な食事や買い物をさせる」と宣伝。実際に会った女性に、「今日は僕の誕生日だから形だけでもプレゼントがほしい。金は後から渡す」と要求し、ブランド品の腕時計や財布、衣類を購入させていた。その上で「(ブランド品を)持ち運ぶのは危ないから」と持ちかけ、南海難波駅構内にあるコインロッカーに預けさせた。