現役時代はユーゴスラビア代表としてワールドカップに二度出場し、引退後は監督として名古屋グランパスをJリーグ王者に導くなど、日本で実績を築き上げたドラガン・ストイコビッチは、いわゆる「世界」と「日本」を熟知するサッカー人だ。 【日本代表PHOTO|大会総括記者会見】 そんな「ピクシー」は、ブラジル・ワールドカップで惨敗した日本代表をどう見たのか。結果への落胆、采配への疑問、日本代表監督への興味など、率直に語った独占インタビューをお届けしよう。 インタビューのロングバージョンは、2014年7月1日発売の『週刊サッカーダイジェスト 7/15号』に掲載。 ――◆――◆―― 【日本代表の印象】 「率直に言おう。日本のパフォーマンスと結果にはがっかりした。グループCは絶対的な本命が不在で、日本には大きなチャンスがあった。ベスト16進出は、現実的な目標だったはずだ。私も大いに期待していたんだ。